補聴器道場

現役補聴器販売員が日々、成長のためがんばってます。

私が使用した認定補聴器技能者試験勉強ノートです。使えそうなものがありましたら、参考にしてください。

音節、モーラなどについて

 

十分大きな音で聞いた時の57-S語表での明瞭度測定の結果において, 平均聴力が約50dBHLである感音難聴者の傾向として正しいものはどれか。
1.
バ行,ダ行, ガ行, ザ行の有声破裂音, 有声摩擦音を聞き誤りやすい。

 

 

読話による識別が難しいのは「ハ」

 

1フォルマントと第2フォルマントが最も離れているのは 「イ」

母音で第2フォルマントの周波数が最も高いのは「イ」

母音で第1フォルマントが最も低いのは「ウ」

有声音の音源は声振動

母音の基本周波数とは声の振動周波数

フォルマント周波数→声の共鳴周波数

 

 

語は単一の音節ではない

語は意味を持つ最小単位である。

私が使用した認定補聴器技能者試験勉強ノートです。使えそうなものがありましたら、参考にしてください。

JISについて

 

高周波数平均値(HFA)は1000Hz1600Hz2500Hzの平均値である。

 

試験用ループに対する等価感度と最大感度レベルの試験はあるが、誘導コイルの入力周波数レスポンスに関する試験はない。

 

36ヶ月未満の幼児の補聴器の場合、電池の取り出しに工具を用いるか10N(約1㎏)以上の力を必要とする。

 

最大出力音圧レベルが132㏈を超える補聴器にはフィッティングを行うものに残存聴力を害する危険性があることを警告する。

 

 

 

試験項目

試験周波数

入力信号

試験方法

許容差

90dB 入力最大
音圧レベル

周波数レスポン曲線(200~5000Hz)

音圧レベル

90㏈の純音

 

平均値±4

最大±3

最大音響利得

周波数レスポン曲線(200~5000Hz)

音圧レベル

50㏈の純音

 

平均値±5

最大±3

規準周波数レスポンス曲線

周波数レスポン曲線(200~5000Hz)

音圧レベル

60㏈の純音

音質調整器をN

2000Hzまでは±4

それ以上は±6

電池の電流

1000Hz

65㏈の純音

 

20%を超えない

等価入力雑音

なし

50㏈の純音

 

3㏈を超えない

全高調波ひずみ

500Hz800Hz1600Hz

70

1600Hz65

 

3%を超えない

 

 

 

 

 

 

 

主な利得調整器とは使用者が装着した状態で使う利得調整器のことである。

 

 

90dB最大出力音圧レベルの側定は,出力制限装を断または効果の最小位置にする。

 

 

補聴器のJIS規格に基づく性能表示に関する記述

1. 90dB最大出カ音圧レベル周波数レスポンスは、利得調整器を利得最大にし、入力音圧レベル90dBで測定する。
2.
最大音響利得周波数レスポンスは、利得調整器を利得最大にし、入力音圧レベル60dB あるいは50dBで測定する。
3.
規準周波数レスポンスは,利得調整器を規準の利得にし、入力音圧レベル60dBで測側定する。

私が使用した認定補聴器技能者試験勉強ノートです。使えそうなものがありましたら、参考にしてください。

音場について

 

.補聴効果の確認を行うための環境

1.必要な設備

補聴効果の確認を音場で行う場合、下記の設備が必要となります。

①測定室(または条件を満たした空間)

②オージオメータなどの再生機器

③スピーカ 可能ならスピーカ部が1つになっているもの(高音、低音用などに分かれていないタイプが望ましい)。

④騒音計 サウンドレベルメータ(JIS C1509-1 又は IEC61672-1 に準拠しているもの)

 

2.測定室の条件

「補聴器適合検査の指針(2010)」では、検査室の条件を下記のように定めています。

補聴効果の確認を行う測定室もこれに準じます。

補聴器適合測定を音場で行う場合、騒音や測定音の反響の少ない準無響室であることが

望ましいが、実際の測定室の条件としては以下の事項を満たすものであることを考慮する

必要がある。

①騒音が測定結果に影響しない程度であること

②測定音の反響が測定に影響しない程度であること

③お客様の判断に影響するような心理的圧迫感がないこと

具体的には、騒音レベルは 50dBA)以下であること、測定音が室内で反響しにくくなるような措置(窓や壁面に厚地のカーテンを取り付ける、天井や壁面を吸音材にする、床面はカーペットにするなど)を講じることや、2m×3m 程度の広さを確保する等が望ましい。

音源スピーカはお客様の頭部中心と同じ高さとし、両者の間隔は 0.5m から 1m とする。両者と壁面までの距離は反響を考慮して、1m 程度離れていることが望ましい。

 

3.校正の方法

スピーカから呈示する音の音圧レベルを、聴力レベル(dBHL)として扱うためには、音場での 0dBHL 基準値を用いて校正する必要があります。

① お客様の頭部中心に相当する位置を測定の基準点とし、騒音計のマイクロホンを置く。

騒音計の特性は、Z 特性、または C 特性を使用する。

② オージオメータなどの再生機器の聴力レベルダイヤル値を 70dBHL にする。

③ 装用域値測定の場合は各周波数のウォーブルトーン(またはバンドノイズ)、語音明瞭度測定の場合は検査語表とともに録音されている校正基準音をスピーカから発生させ

て騒音計の音圧レベルを測定する。

④ 聴力レベルダイヤル値と基準点での音圧レベルの差が、自由音場における基準値

ISO-389-7 または ANSI S3.6)になるように校正する。語音聴力測定の場合は10dBSPL を基準値とする(70dBHL=80dBSPL)。

 

4.注意点

・スピーカの高さは、装用者の頭部の中央にスピーカの中心がくる位置に合せます。スピーカから装用者の座る位置までの距離は、出来れば 1m 前後が理想的です。防音室のスペースの関係でもっと距離が短くなってしまう場合もありますが、その場合は装用者が頭を動かした時に、音の強さへの影響が大きくなります。1m 距離がとれている場合は、頭が 0.3mスピーカに近づいた場合、スピーカと装用者の距離が 0.7m になりますので、3dB 強く音が耳に届く計算になります。スピーカとの距離は近くても 0.5m はとるようにします。距離が0.5m の時には、頭が 0.3m スピーカに近づくと計算上は 8dB 音が強く耳に届くことになります。60dBHL で測定を行っているつもりでも、装用者が少し前かがみになると、68dBHLの音が耳に届いてしまう可能性があるということです。装用者とスピーカとの距離が近いと、測定誤差が大きくなるのです。また装用者の後ろやスピーカの後ろも、反響してくる音の影響を減らすために出来るだけ壁面との距離をとります。

・騒音計の特性は、Z 特性、または C 特性を使用します。(全ての周波数で重みづけがないのが Z 特性です。C 特性は Z 特性と似ていますが、高い音と低い音で少し感度が低くなっています。A 特性は人間の耳の感度と似て測定されますので、500Hz 以下で感度が低くなっています。つまり低域を含む音を測定している場合、同じ音を測定しても、A 特性での測定では Z C 特性より小さな値の結果になります。)

ISO の規格値は両耳聴の基準値(両耳で聞いた時の値)です。ANSI には両耳の値に一律

2dB を加えた値が片耳での基準値として記載されているので、片耳での測定が主な場合

には、この値で校正を行うことが多くなっています。

 

 

. 客観的評価法

1. 語音明瞭度測定

使用する音源:日本聴覚医学会作成 67-S 又は 57-S 語表(a67-S 語表を使用 (明瞭度曲線を求める方法)

方法:音場での裸耳と装用時の明瞭度曲線の測定結果を比較します。

裸耳、装用時とも 4050607080dBHL のうち連続した 3 レベル以上で呈示します。(音量の不足により非装用時の音場での測定が困難な場合は、受話器の測定値をその旨を明記の上代用します。)

評価:装用時の明瞭度が小さめの音圧から 70dB または 80dB までの広い範囲で良好であることです。音圧の上昇とともに明瞭度が低下する現象がないことが好ましいです。測定範囲内での装用時の最良の明瞭度が裸耳の値より 15%以上低下している場合は適合不十分です。

 

b57-S 語表を使用 (裸耳 1つの表、装用時 1つの表を測定し比較する方法)

方法:音場での裸耳と装用時の測定結果を比較します。

裸耳は平均聴力+30dB が基本(重度の難聴では可能なレベルで測定)とし、装用時は60dBHL(測定音が大きい場合は 5dB から 10dB 減衰させる)で行います。

 

評価:装用時の明瞭度が裸耳での結果よりも、+10%を越えている場合は適合良好、±10%以内の場合は適合許容、-10%より悪化していたら適合不十分ですから調整を見直します。注:本記述の主な内容は「補聴器適合検査の指針(2010)」より引用させていただきました。

 

2.装用閾値の測定

使用する音源:ウォーブルトーンまたはバンドノイズ

方法:音場での裸耳閾値と装用閾値を測定します。

測定方法は純音聴力測定に準じ、測定周波数は 250500100020004000Hz が基本です。

左右の聴力がほぼ同程度、または非測定耳が良聴耳の場合には、非測定耳の遮蔽またはマスキングが必要です。

装用閾値の記入方法

*装用時閾値と裸耳閾値の差をファンクショナルゲインと言う。

評価:「補聴器適合検査の指針(2010)」には次のように記載されています。

補聴器非装用時閾値は純音聴力検査結果と比較し,良聴耳の気導閾値と大きな差がないか検討する必要がある。差が大きい場合には,音圧校正方法の誤りか測定方法の誤りが考えられる。

ファンクショナルゲインが聴力レベルの半分(ハーフゲイン)であるか,装用閾値が 1000Hz 35dB HL 以内であればよい。ファンクショナルゲインは低音域ではハーフゲインより少なくてもよく,高音域の利得は補聴器の性能上ハーフゲインが得られない場合がある。

※重度難聴者を除く記号は決められていないが、一般的には裸耳閾値が△で装用時の閾値が▲。どの記号を使用したのかを凡例に記載しておく。

注意点:

・音場での測定は、測定環境などによって結果に多少のばらつきが生じます。またノンリ

ニア補聴器の場合は、測定音の大きさによって補聴器の利得が変化していることに注意し

ます。装用閾値の結果は、主に小さな音がどれ位のレベルできこえ始めるかを評価してい

る形になるので、会話レベルの音や大きめの音など、装用閾値の測定だけでは把握しきれ

ない「ユーザーが聞きたい音が補聴器に入ったときの利得」を考慮する必要があります。

・測定音を長めに出すと、騒音制御機能が働いて補聴器の音が下がり、測定結果が悪く出

る場合があります。予想された値とかけ離れた結果が得られた場合は、機能をオフにして

再測定を行います。

 

 

 

 

 

 

0HL10SPL

 

校正の方法
お客様の頭部中心に相当する位置を測定の基準点とし、騒音計のマイクロホンを置く。
騒音計の特性は、Z特性、またはC特性を使用する。
オージオメータなどの再生機器の聴力レベルダイヤル値を70dBHLにする。
装用閾値測定の場合は各周波数のウォーブルトーン(またはバンドノイズ)、語音明瞭度測
定の場合は検査語表とともに録音されている校正基準音をスピーカから発生させて騒音計の音圧レベルを測定する。騒音計を80㏈に合わす。

 

 

測定法a

(裸耳で2つの表、装用時で1つの表を測定し比較する方法)

簡易的な方法として最高明瞭度の測定
平均聴力60dB未満の場合→平均聴カ+30dB+40dBの各1表ずつ
平均聴力60dB以上の場合→平均聴カ+20dB+30dBの各1表ずつ補聴効果の確認をするために、この裸耳の最高明瞭度の測定結果と装用時 (音場)70dBSPLでの測定結果を比較します。 装用時の明瞭度が裸耳での結果よりも10%
以上悪化していたら、 調整を見直すことが必要です。

 

測定方法b
(
裸耳1つの表、装用時1つの表を測定し比較する方法)

音量:装用時: 60dBHL(=70dBSPL)(検査音が被検者にとって大きすぎる場合は、 5から10dB減衰してもよい。)
(裸耳)装用時: 平均聴カ+30dBが基本
比較: 裸耳の最高明瞭度との比較
      +10%
を超えている=適合良好
     
±10%以内=適合許容
     -10%
より悪化=適合が不十分

 

測定方法c
 (
明瞭度曲線を求める方法)

音量:補聴器装用·非装用時とも
40,50,60,70,80
HLのうち連続した3レベル
以上を提示します。70dB SPLで測定。聴カレベルが80dBHLを超える難聴者の場合は測定音圧を5~10dB大きくして測定する。

評価
装用時の明瞭度が小さめの音圧から70dBまたは80dBまでの広い範囲で良好であること
です。
·音圧の上昇とともに明瞭度が低下する現象が無いことが好ましい。
·測定範囲内での装用時の最良の明瞭度が非装用時の値より15%以上低下している場合は適合不十分です。

 

 

装用闘値の測定
①使用機器: オージオメータ、または音場測定用機器
② 測定場所: 防音室内などできるだけ騒音と反響を受けない騒音レベルが50dB (A) 以下の場所で行います。
③測定音源: 純音を使わない。
ウオーブルトーン(震音)、 またはバンドノイズ (狭帯域雑音)

 

騒音計(サウンドレベルメーター)の周波数重み付け特性の基準となる周波数は

1,000Hz

 

 

ウォブルトーンは、周波数変調(FM)音

 

 

普通の会話の聞き取りを評価する時のレベルは57-S-67-S語表の単音節語音では70dB SPL,会話音や朗読音では 65dB SPLが使用される場合が多い。

 

線形増幅の補聴器ではファンクショナルゲインと実耳挿入利得はほぼ等しい。

 

密閉形擬似耳での補聴器の測定データは、2CCカプラでの測定データより大きくなる。

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