平成2927日 認定補聴器技能者養成事業

第一期養成課程 修了試験 過去問題

 

問題1

補聴器の使用上の注意について誤っているのはどれか。

1. 防水補聴器であっても、水中に置いたままではいけない。

2. ドライヤー温風で補聴器を乾燥させると故障の原因となることがある。

3. 1ヶ月補聴器を使用しないので、電池を取り出して乾燥ケースに保管した。

4. MIRIの検査時に指示がよく分からないので、補聴器を装着したまま検査を受けた。

 

問題2

顧客データの記録について誤っているのはどれか。

1. 顧客データの記録は時系列に沿って行う必要がある。

2. 個人情報は、PL法に基づき、正しい管理が必要である。

3. 販売した補聴器のアフターケアの記録をする必要がある。

4. パソコンで顧客データ管理を行う場合、バックアップが必要である。

 

問題3

補聴器販売における禁忌8項目と一致しないのはどれか。

1. 過去90日以内にめまいがなかったか。

2. 外耳道に湿疹、痛みまたは不快感がないか。

3. 過去90日以内に左右どちらかの耳に聴力低下がなかったか。

4. 過去90日以内に突発性または進行性の聴力低下がなかったか。

 

(問題4)販売店の設備について誤っているのはどれか。

1 補聴器装用効果測定のための設備が必要である。

2 補聴器調整のための測定ができる設備と施設が必要である。

3 医療機器の修理業は、医療機器の修理に関する業務に2年以上従事した後、指定

された基礎講習を修了した者が申請することができる。

4 補聴器のケースを開けて部品交換を行う修理には、「医薬品医療機器等法第40

2項に定める医療機器の修理業の許可」が必要である。

 

(問題5)補聴器の品質確保と入出庫管理について誤っているのはどれか。

1 補聴器入庫時にのみ管理を行えばよい。

2 試聴器に関しても、識別,区分管理は必要とする。

3 補聴器を保管するために専用の衛生的な、区切られた保管設備を必要とする。

補聴器販売では、「補聴器品質確保に関するガイドライン」に基づき品質の確保を

しなくてはならない。

 

(問題6)補聴器の適正広告·表示について退っているのはどれか。

1 他社製品を誹謗するような広告は行わない。

2 懸賞·賞品として補聴器を授与する旨の広告を行ってもよい。

3 補聴器について乱用助長を促すおそれのある広告は行わない。

4 補聴器特許に関する表現は、事実であったとしても広告をしてはならない。

 

(問題7)聴力レベルと音圧レベルに関して正しいのはどれか。

1 音圧は測る環境によって数値が変わる。

2 受話器と音場では、すべての周波数において0dBHL=2dBSPLと考える。

3. dBHLは、健聴者が聞こえ始める音のデータを使用して、各周波数を0に揃えてある。

4 人間が聞き取ることができる最も小さな音圧は、すべての周波数で0dBSPLである。

 

(問題8)成人の補聴器適応の考え方について誤っているのはどれか。

1 良聴耳が40dBHL以内なら反対側への装用を検討する。

2 100dBHLを超えると補聴器の有効性が低い場合が多い。

3 片耳装用の場合、聴力が軽い側に装用するのが原則である。

4 平均聴力レベルよりも、語音明瞭度の結果を重視して判断する方が望ましい。

 

(問題9)最大出力の設定について、誤っているのはどれか。

1 基本的には不快レベル(UCL)を超えないように設定する。

2 本人がうるさがらない場合も、聴覚保護のため必要以上の音は出さない。

3 最大出力の設定は、フィッティングソフトの提示する値を決して変更しない。

4 聴力レベルが95dBを超えると130dBSPL以上の出力が必要な場合もあるが聴覚管理が特に必要である。

 

(問題10)オープン耳せんを使用する場合の留意点について誤っているのはどれか。

1 ベントから補聴器を通らない音も入ってしまうので、音が重なることがある。

2 ベントから低域だけでなく中域も抜けてしまうので、補聴器が補う必要がある。

3 外耳道共鳴は裸耳の時と変わらないので、3,000Hz付近の音を補聴器が補う必要

がない。

4 オープンタイプの適応は、低域の聴力が軽い方などが原則だが、基本は500Hz50dBHL以内を目安とする。

 

(問題11) 自声の違和感とその対応について誤っているのはどれか。

1 物理的な閉塞感は、イヤモールドの素材を変更するとよい。

2 高度難聴者の場合、大きな低域の音に対する利得を上げてみる。

3 軽中度難聴者の場合、大きな低域の音に対する利得を下げてみる。

4 低域の調整で違和感が変化しない場合は、 ベントやシェルの修正を検討する。

 

(問題12) リニア増幅、ノンリニア増幅の説明について誤っているのはどれか。

1 初めに作られたのは、リニア増幅の補聴器である。

2 ノンリニア増幅では、大きな音での利得が最も大きくなる。

3 補聴器のマイクに入る音の大きさによって利得を変えるのが、ノンリニア増幅である。

4 利得を「下駄を履かせる」イメージとして考えると、入力音の大小に関わらず下駄の高さがずっと同じなのがリニア増幅である。

 

(問題13)近年の国内において年間の出荷比率が最も高い補聴器のタイプはどれか。

1 耳かけ型

2 ポケット型

3 既成耳あな型

4 オーダーメイド耳あな型

 

(問題14)補聴器の購入やサービスなどを含め、消費生活全般に関する苦情や問い合わせなど、消費者からの相談を受付け処理する機関はどれか。

1 全国医薬品等広告監視協議会

2 一般社団法人日本補聴器工業会

3 独立行政法人国民生活センター

4 一般社団法人全国公正取引協議会連合会

 

(問題15)認定補聴器専門店の要件に合致しないのはどれか。

1 認定補聴器技能者が常勤していること。

2 補聴器装用効果測定のための設備を有していること。

3 補聴器調整のための測定ができる設備を有していること。

4 顧客の聴力を定期的に測定して聴力管理を行っていること。

 

(問題16)クーリング·オフについて正しいのはどれか。

1 書面の交付から14日を経過するまでは、書面により無条件で申し込みの撤回ができる。

2 すでに引き渡された商品の引き取りに要する費用、提供した役務の対価等はお客様の負担となる。

3 商品代金又は対価の一部又は全部を支払っている場合は、損害賠償、違約金、返金手数料を差し引いた額を速やかに返還しなければならない。

4 販売業者は営業所以外の場所又は営業所等において特定顧客から商品の売買契約の申込みを受けたときは、直ちに、その申込みの内容を記載した書面を発行しなければならない。

 

(問題17)医薬品医療機器等法と医療機器規制国際整合化会議で補聴器が分類されている管理医療機器(クラスⅡ)の定義はどれか。

1 副作用又は機能の障害が生じた場合に人の生命及び健康に影響を与えるおそれがある。

2 副作用又は機能の障害の重大さとは関係なく、保守点検に専門的な知識や技能を必要とする。

3 副作用又は機能の障害が生じた場合に人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある。

4 副作用又は機能の障害が生じた場合に人の生命及び健康に影響を与えるおそれがほとんどない。

 

 (問題18)医業は医師の独占であるが、医療の現実から医行為の一部を医師の指示のもと一定の者に行わせることが認められているが、一定の者に含まれない者はどれか。

1 作業療法士

2 言語聴覚士

3 臨床工学技士

4 認定補聴器技能者

 

(問題19)外耳道の共鳴効果が大きい周波数はどれか。

1 125~250 Hz

2  500~1,000 Hz

3  2,000~4,000 Hz

4  6,000~8,000 Hz

 

(問題20)内耳窓の名称でないのはどれか。

1 前庭窓

2 鼓室窓

3 卵円窓

4 正円窓

 

(問題21)内耳において音刺激によって伸縮するのはどれか。

1 内有毛細胞

2 外有毛細胞

3 前庭有毛細胞

4 ラセン神経節細胞

 

(問題22)必ずしも医師への相談を勧めなくてもよいのはどれか。

1 1ヶ月前の耳漏

2  3年前の中耳炎手術

3, 2年前の突発性難聴

4 1年前からの反復性めまい

 

(問題23)急性の難聴を来たさないのはどれか。

外耳道異物

2 老人性難聴

3 メニエール病

4 外傷性鼓膜穿孔

 

(問題24)難聴者とのコミュニケーションにおいて健聴者が感じる問題として丕適なのはどれか。

1 小さな声で話す。

2 話しかけられても知らん振りをする。

3 何かを尋ねる質問をしても「はい」と答える。

4 冗談を言っているのに真面目な顔で確認して来る。