とあるコンビニエンスストアのレジカウンター前でCMは始まる。
お婆さんが代金を小銭でうまく支払えず、「ごめんなさいね」と謝りながら懸命にお財布をさぐっています。
後ろには会計待ちの長い行列ができています。
すぐ後ろに並んでいた強面の男性がイライラしているのかと思いきやリズムを刻みながら歌い出します。
男「Yo!もしかして焦ってんのかおばーさん 誰も怒ってなんかない アンタのペースでいいんだ 何も気にすんな 自分らしく堂々と生きるんだ」
お婆さんも歌い出します。
お婆さん「迷惑かけてしまってるなって 焦ったらまさかの優しい発言 アタシも反省 見た目で判断 もう要らないわ色眼鏡なんか」
男「みんな違うのあたり前」
お婆さん「アタシはアタシで、アナタはアナタ」
男「誰もが出来る」
お婆さん「みんな持ってる」
二人「ひとり一人にリスペクト!」
それを見ていたレジのお姉さんも歌い出します。
お姉さん「たたくより、たたえ合おう~ それが優しい世界~」
店内の全員が賞賛する中でCMは終わります。
職業柄お年寄りとよく関わります。
自分では、他の方よりは、お年寄りに寄り添った心を持っているつもりですが、まだまだ出来ることがあるのではないかと考えさせられるCMでした。
人によってみんな違う。立場が変われば、物の見方、感じ方、考え方が変わるのは当たり前。
相手の立場になって考え行動することを自然と出来る人間になりたい。
老人心理はこちら→お年よりとの会話のコツ
最後まで読んで頂いてありがとうございました。