160歳で退職し、再雇用制度で働いている男性2人を知っています。

2人とも同じ業界でまじめに40年間働いた、すばらしい方です。

 

幸せ父さんは

・健康でいつも笑顔です。もし体調が悪い日があっても何も言わずしんぼう強いです。

・十分な貯金があり、仕事は辞めても困らないが、働いています。

・釣りという趣味があり、週末を楽しんでおられます。楽しかったと話しをよく聞かせてくれます。

・仕事ができるため、まわりから信頼され、感謝されています。

 

不幸せ父さんはその真逆で、

・不健康で毎朝つらそうな顔で出勤してきます。挨拶のように毎日「今日は体調が悪いのです」と言っています。

・借金があり、仕事を辞めることはできません。

・週末は病院に行っています。

・仕事がはかどらない原因をいつも人のせいにしています。体調が悪いと言われると仕事を任せることができません。

 

おもしろいほどに真逆の2人です。別々の時期ではありますが、2年間ほどそれぞれといっしょに働きました。

 

どうすれば幸せ父さんになれるのか?

 

うらやましがったり、同情するだけでなく2人を分析しました。

 

幸せ父さんは

・日頃より運動し食事に気をつけています。

・無駄使い、贅沢をせずこずかいの中で趣味を楽しんでいました。

・お客様、同僚のために働いています。

 

貧乏父さんは

・毎晩おいしいものを食べお酒も飲みます。体調が悪いため運動はしません。ぽっこりとお腹が出ています。

・貯金をしていませんでした。最近は医療費、親の介護と出費がかさみます。

・仕事は嫌々しているため成長していませんでした。

 

能力の差、性格の差、環境の差などいろいろな違いはありますが

原因は準備とマインドでした。

 

準備

今を楽しむという刹那的な考えも好きですが、未来の自分を大切にするという考えも大事です。

健康であり続けるために食事と運動。お金の勉強を行い計画的な貯金、投資。仕事で必要とされ続けるスキルアップ。

健康で毎日を楽しむ未来の自分を想像し日々努力することも楽しいです。

 

マインド

原因自分論か原因他人論のどちらで考えるか

現状は他人、環境などが原因であると考えるのではなく、過去の自分に原因がある。

自分にできることを考え行動を起こすと必ずなりたい自分になれます。

 

あきらめず、改善、成長を続ける事が大事です。

「不健康である」という断定文を「どうすれば健康になれるか?」と疑問文にすると頭が働き出し、お酒をやめる、食事に気をつける、運動するなど改善策が見つかる。

「貯金がない」「毎日が楽しくない」「仕事ができない」も疑問文に変えることで改善策を考え解決の方向に向かう。

どうすれば健康でいられるか?

どうすれば貯金が貯まるか?

どうすればみんなから信頼されるか?

 

右肩下がりの人生でなく、右肩上がりの人生になるために今できることを考え行動します。

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