私たち人間は一度「何かをやり遂げる」と決めたとき、それに対して一貫した行動をとろうとする傾向があります。この心理現象のことを「一貫性の原理」といいます。
人間は一度決定すると、一貫した行動をとるように圧力がかかります。
そして、その選択を正当化するように行動します。
理由1 苦痛を避けたい
選択しどちらが良いか考えるということは苦痛を感じます。
苦痛を避けたいという性質によるものです。
一貫性が働けば考える苦痛から解放されるのです。
理由2 周りの人に良く思われたい
言っていることが矛盾している、言っていることとやっていることが矛盾している人というのは信頼されない傾向にあります。
人というのは周りの人から良く思われたい承認欲求があるので、よく見られるために一貫性を持っておきたい心理が働く、ということです。
接客での使い方
接客において一貫性の法則を使うやり方としてよく使われているのが、確実にYESがもらえる質問をしながら、一度小さなYESを言わせて、それに対して合意をどんどんはかっていきながら最終的に大きな契約を取ろうとするアプローチをしていくということです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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