認定補聴器技能者 小栗 啓が、第三者の中立的な立場でお伝えさせて頂きます。
補聴器がはじめての方にとっては、補聴器をつけることは抵抗のあることです。
しかし、補聴器を着けないことによるデメリットをお伝えし背中を押して差し上げることも認定補聴器技能者の仕事のひとつと考えます。
補聴器がはじめての方にとっては、補聴器をつけることは抵抗のあることです。
しかし、補聴器を着けないことによるデメリットをお伝えし背中を押して差し上げることも認定補聴器技能者の仕事のひとつと考えます。
難聴を放置するリスク
難聴の進行
加齢性難聴をそのまま放置することは,聴覚の廃用(身体機能の低下)を引き起こす可能性があります。
認知症
コロラド大学の研究で、難聴を放置すると認知症の発症リスクが軽度で約2倍、中等度で3倍、重度の聴力低下で約5倍になると報告されました。
2017年に開催された国際アルツハイマー病会議の場で「認知症を予防できる原因の中で、難聴は最も大きな因子である。」と報告されました。
転倒
米国では聴力低下により、平衡感覚にも障害が生じ、つまづきや転倒等のリスクが高まるという報告もなされています。難聴のある方とない方との比較で、約3倍の転倒リスクがあると報告されています。
耳鳴り
難聴になると脳が異常を感知し足りない音を補おうとします。補われた音が耳鳴りとなります。
難聴による「聞こえないストレス」が、体調に悪影響をもたらし、耳鳴りを引き起こす原因とも言われております。
危険察知能力の低下
後方からの車や自転車の音が聞こえずに危険な思いをすることが考えられます。
孤立
ご家族、ご友人とのコミュニケーションがうまくとれず孤立し、さみしい人生になってしまいます。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
スポンサードリンク