私が子供の頃に放送されていた人気番組『天才たけしの元気が出るテレビ』に出演していた、エンペラー吉田さんの座右の銘です。ジャージ姿で少し訛った口調で首を左右に揺らしながら話すのですが、絶妙なタイミングで総入れ歯が外れるので大爆笑を誘うのです。

皆に笑われて馬鹿にされている様に演出されていましたが、なぜか私は心から笑うことは出来ませんでした。

それは、エンペラー吉田さんが、背筋を伸ばし大きなハッキリした声で、しかも堂々と自信満々にこの言葉を言っている姿に「この人は偉い人ではないが、本当に正しく生きてきた人なんだな。すごいな。」と尊敬の心があったためです。

この名言もすばらしいが、信念を貫いた人が言うことにより人の心に響く。

何を言うかでなく誰が言うかが大切であると思い知らされる名言でした。