
関西万博会場内や最寄駅の夢洲駅にオールジェンダートイレがあります。
個人的考えでは、「話題作り?」「最先端ですよアピール?」「性的少数者LGBTQの人への配慮はそんなに必要なのか?」という考えでした。
LGBTQ(*1)のためはない?
男女共用トイレを一括りに「LGBTQ用トイレ」とする表現があるが、男女別トイレの利用に不自由を感じることが多いのは、LGBTQの中でもTにあたる人、つまり身体的性と性自認が一致していない「トランスジェンダー」の人です。学校で男女別トイレに入れず、不登校になった報告もあります。
トランスジェンダーの人の中でも、性別分けしないトイレのほうが使いやすいという人がいたり、自認する性別に沿っていれば、男女分けトイレでかまわない、という人もいるため、すべてのトランスジェンダーに対して一律に男女共用トイレの利用を勧めるというのは間違いです。トイレが選択的に利用できることが大切です。
障害者のため
発達障害者、知的障害者の人が、どちらが男性か女性か分からず混乱する場合がある。判断しなくて良いトイレがあると安心して使用できる。
トイレの使用時に介護を必要とする場合があります。介護者が異性の場合に、気兼ねなく一緒にトイレに入ることができます。
介助者も外出中にトイレを使用することが可能になる。目を離せない場合、外で一人で待てない場合、異性の場合でも一緒にトイレに入ることができれば安心です。
(*1)LGBTQとは?
1,レズビアン 性自認が女性であり、かつ性的指向が女性に向いている
2,ゲイとは、性自認が男性であり、かつ性的指向が男性に向いている
3,バイセクシュアル 性的指向が男性・女性の両性に向いている
4,トランスジェンダーとは、身体的性と性自認が一致しておらず、それを違和感に感じている
5クエスチョニング 性自認と性的指向が決まっていない
(補足)セクシュアリティを決める要素は大きくわけて4つ
1, 身体的性 生まれながらに決められている性
2, 性自認 自らがどのような性と自認しているのか
3, 性的指向 どのような性別の人に恋愛感情や性的感情を抱くか
4, 性表現 自らがどのような性別を表現したいのか