きくときく

認定補聴器技能者が日々、成長のためがんばってます。 補聴器とまったく関係ない私の頭の中も綴ります。

カテゴリ:認定補聴器技能者 > 販売法

「自分をよく見せるために身なりをきれいにすること」と最近まで思っていました。

辞書で引くと

「人に不快感を与えないように、言動や服装を整えること。また、その心掛け。」とあります。

 

身だしなみとは、自分をかっこよく見せるため、かわいく見せるために行うものでなく、人のために行うものと最近知りました。恥ずかしいかぎりです。

しかも服装だけでなく、言葉遣い、表情、髪型、口臭、体臭、姿勢など多岐にわたります。

 

実際の経験で、自分には少しもったいないと思うぐらいの高価ないいスーツ、ワイシャツ、ネクタイ、香水、靴を身につけ、いつもより背筋を伸ばし姿勢をよくして、接客をすると高価な商品が売れることは実感しており、実践しております。

 

ポイントは、「今の自分には少しもったいないぐらい」が良いです。根拠なき自信が湧いてきて言葉、表情などに現れます。

一度試してみてください。












お客様を値踏みするわけでなく、満足度を高めていただくため必要な技術です。

 

聴力レベル、生活スタイル、ご要望、どういった聞こえを改善したいか、ご予算などに合わせて商品をご提案します。

ご要望の高い方に安価な商品を勧めてもダメですし、予算が低い方に高価な商品をお勧めすると購入をあきらめ聞えない人生になってしまってもダメです。

しかしご予算は直接お伺いしにくいです。

ご予算に対し安すぎても高すぎても失礼となるため、初めてのお客様の場合、直接お伺いする時もありますが、お客様の服装、身につけておられるもの、お車で予想することが多いです。

車が一番分かりやすいのですが、当店のお客様は自転車か徒歩でのご来店がほとんどです。

自転車は電動式かどうか。

杖、手押し車、歩行器は高級なものかをしっかり観察します。

 

事例

安い商品をご要望のお客様で服装も普段着でしたが、歩行器が高級なものでした。

それをふまえて聴力レベル、生活スタイルに合わせた提案を行うと満足いただけ、大変喜んでいただきました。もし、ご要望通り安価な商品を提案していれば聞こえの満足度は低いものになったに違いありません。

 

繰り返しになりますが、お客様を値踏みするわけでなく、満足度を高めていただくために必要なことです。

私の大好きな沈没船ジョークを紹介します。

日本人の国民性を知り上手に利用すれば、お客様にあった商品を販売できます。

 

世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。

その船の船長は、乗客の数に比べて、脱出ボートの数が足りないことに気づきます。

そこで、乗客を海に飛び込ませようとします。

船長が各国の人を飛び込ませるために言った言葉とは何でしょう?

 

アメリカ人に対して「飛び込めばヒーローになれますよ」

イタリア人に対して「海で美女が泳いでいますよ」

フランス人に対して「決して海には飛び込まないで下さい」

イギリス人に対して「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」

ドイツ人に対して「規則ですので海に飛び込んでください」

日本人に対して「みなさんはもう飛び込みましたよ」

 

日本人はみんなと同じであれば安心であると考えます。

補聴器が初めてだったり、思っていたより高額であったりと補聴器購入は不安が多いです。

安心いただくためには

「みなさん○○しますよ」

「当店の一番人気は、○○です」

「平均購入価格は○○円です」

こういった言い方でお伝えすると安心いただけます。

補聴器を売りたいからといって「最新補聴器が出ましたよ。」「すごく聴こえる様になりますよ。」と補聴器の良いところをお勧めしてもお客様には響きません。

「補聴器を着けるとお客様がお困りの○○が改善しますよ。」「補聴器を買い替えると習い事されてる○○教室へ行ったときに聴こえない○○さんの声が聴き取り安くなりますよ。」と今、お客様が困っていることを聞き出し、それを改善できると伝えた方が響きます。

まずは、たくさん会話をし、たくさんお話をしていただき、お困りごとを聞き出しましょう。そのうえで提案を行うことにより「買ってみようかな」「買い替えてみようかな」近道となります。

補聴器は購入したその日から、良く聞こえる訳でなく慣らす期間を作り、その期間は違和感があり、うるさく聞こえるのは当然であることをお客様にはっきりと伝えないといけない。

慣らす期間は本来の目標の聞こえの70%程の利得から始まるため満足する聞こえでない。つまり言葉は良く聞こえないし、しかもうるさい状態である。慣れるにはお客様の努力も必要である事を伝えた上で、私どもは最大限のお手伝いと協力をさせて頂くことを伝える。

 

耳が正常な時は周りの生活音が聞こえると必要な音と不必要な音が区別できます。しかし、長期間生活音が聞こえない状態が続くと必要な音と不必要な音を聞き分ける耳や脳の能力が低下してしまいます。その状態で補聴器を着けると「雑音がうるさい。」となります。しかし装用していると必要な音と不必要な音の聞き分けが出来るようになります。それがなれるということです。

 

慣し方

はじめの2週間は123時間

2週間から1ヶ月は1日56時間

1ヶ月以降は1日中

 

慣れてくれば音量を上げ、また慣す(1日の使用時間は1日中でO.K)を繰り返す。こちらが提案する前にお客様の方から音量を上げて欲しいと要望があることもある。その時は音量を上げましょう。上げるのは3㏈が目安。人間は3㏈以下の変化はわからないことが多い。

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