きくときく

認定補聴器技能者が日々、成長のためがんばってます。 補聴器とまったく関係ない私の頭の中も綴ります。

カテゴリ: 補聴器

耳かけ

補聴器の満足度

補聴器の全体的満足度は50%

補聴器の満足度は2018年(38%)より上昇している。

認定補聴器技能者が調整を行った補聴器の満足度は64

ネット購入などの集音器、通販補聴器の満足度は26

両耳装用の満足度54

片耳装用の満足度45

補聴器所有者の両耳装用率43% (2018 : 45%)

片耳だけ装用している人の29%は両耳に補聴器を装用しても効果は同じだと思っている

補聴器から得られる良い影響、安心・安全、生活の質(QOL)の向上

あなたの生活の質(QOL)の改善に補聴器はどの程度役に立っていますか?

結構役に立っている 53%

時々役に立つ 33%

(ほとんどの装用者が生活の質は向上しているが満足度は50%)

 

補聴器に対する期待は、補聴器の使用前、使用後ではいかがでしたか?

期待以上に良かった 15%

期待通りであった 52%

期待以下であった 34%

 

 

補聴器はさまざまな側面に対して大変良い影響を与えている。

補聴器装用をすることで疲労感が軽減できる

夕方になって疲れを感じますか?

補聴器装用者33%が感じる

非補聴器装用者57%が感じる

 

補聴器装用をすることで睡眠の質の向上が見込める

睡眠の質に満足していますか?

補聴器装用者64%が満足

非補聴器装用者40%が満足

 

あなたが補聴器を使い始めてから、補聴器のおかげで改善したと思う側面はどれですか?
安心感48%

会話のしやすさ 47%

自分自身の気持ち 44%

 

補聴器を使用してから街に出かけることに自信を持つようになりましたか?

はい 77%

 

補聴器をもっと早く使用すべきだったと思いますか?

はい 51%

その理由は、より快適な社会生活が送れたのではないかと思っている 85%

次により安定した精神状態ですごせた 40%

 

その他

現在所有している補聴器の平均所有年数は 3.8 年である。

補聴器を買い替えるまでの使用期間中央値は 4 年である 。

補聴器装用者の13%が補聴器のアプリを使用しており、76%が満足している。

補聴器が必要であると感じたのは、中央値72歳である


最後まで読んで頂いてありがとうございました。




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認定補聴器技能者 小栗 啓が、第三者の中立的な立場でお伝えさせて頂きます。
類推話法

たとえ話を用いることによりよりわかりやすく伝える話法

類推話法例 
補聴器を慣し方の伝え方

「大きな岩を押して転がすときを想像してください。はじめ、岩はなかなか動きません。

しかし、一度転がり出したらはじめほどの力を入れなくとも転がります。慣れも同じではじめの12週間、違和感が強くその後は岩が転がるようになれることが出来ます。はじめは心配かもしれませんが、安心ください。」

 

「カクテルパーティー効果をご存じですか?

騒がしいパーティー会場で友人に出会い、話しをはじめると今まで騒がしかった周囲の音が気にならなくなり、友人の話し声が良く聞こえます。

人間の脳は優秀で騒がしくても友人の話し声に集中すると周りの音が気にならなくなる機能があります。難聴の方はその能力が休んでおります。慣れてくるとその能力が働き出します。」

 

難聴を放置するリスクの伝え方

「耳も脚と同じです。

歩かないと筋力がどんどん落ちていき歩けなくなってしまいます。そのために皆様、ウォーキングなど運動し衰えないようにしてます。

歩けなくなってから、ウォーキングしようとしても遅いです。

耳も悪くなってからでは遅いです。悪くならないように補聴器を着けるのです。」

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

認定補聴器技能者 小栗 啓が、第三者の中立的な立場でお伝えさせて頂きます。

形

語音弁別

難聴には様々な原因があるが、

声が聞こえない難聴、声は聞こえるが内容が理解できない難聴に分けることができる。

声は聞こえるが理解できない難聴は、語音弁別測定を行ないます。

何パーセントで結果が出ます

数値が低いほど聞き間違いが増えます。

 

聞き間違えの例

加藤(かとう)⇒ 佐藤(さとう)

菊(きく)⇒ 肉(にく)

お化け(おばけ)⇒ お前(おまえ)

寿司(すし) ⇒ 牛(うし)

一時(いちじ)⇒ 七時(しちじ)

加藤さん(かとう)⇒ 佐藤さん(さとう)

卵(たまご)⇒ 煙草(たばこ)

広い(ひろい) 白い(しろい)

魚(さかな)⇒ 高菜(たかな)

笑う(わらう)⇒ 洗う(あらう)

握手(あくしゅ)⇒ 拍手(はくしゅ)


認定補聴器技能者 小栗 啓が、第三者の中立的な立場でお伝えさせて頂きます。

補聴器がはじめての方にとっては、補聴器をつけることは抵抗のあることです。
しかし、補聴器を着けないことによるデメリットをお伝えし背中を押して差し上げることも認定補聴器技能者の仕事のひとつと考えます。

難聴を放置するリスク


難聴の進行

加齢性難聴をそのまま放置することは,聴覚の廃用(身体機能の低下)を引き起こす可能性があります。

 

認知症

コロラド大学の研究で、難聴を放置すると認知症の発症リスクが軽度で約2倍、中等度で3倍、重度の聴力低下で約5倍になると報告されました。

2017年に開催された国際アルツハイマー病会議の場で「認知症を予防できる原因の中で、難聴は最も大きな因子である。」と報告されました。

 

転倒

米国では聴力低下により、平衡感覚にも障害が生じ、つまづきや転倒等のリスクが高まるという報告もなされています。難聴のある方とない方との比較で、約3倍の転倒リスクがあると報告されています。

 

耳鳴り

難聴になると脳が異常を感知し足りない音を補おうとします。補われた音が耳鳴りとなります。

難聴による「聞こえないストレス」が、体調に悪影響をもたらし、耳鳴りを引き起こす原因とも言われております。

 

危険察知能力の低下

後方からの車や自転車の音が聞こえずに危険な思いをすることが考えられます。

 

孤立

ご家族、ご友人とのコミュニケーションがうまくとれず孤立し、さみしい人生になってしまいます。


最後まで読んで頂いてありがとうございました。




価格でなく価値を見る。

「1万円は安く、100万円は高い。」と思う人もいるし、思わない人もいる。

価値観は人それぞれであるため、自分の価値観がみんなと同じと思ってはダメである。

価値があるかどうかはお客様が決める。

インプラントの原価は2万円 価格は30万円である。技術料を払う価値があると感じる人は払う。

 

何を買うかでなく誰から買うか。

TOEIC900点の英語教師より800点の教師の方が授業料が高い。

しかも人気 教え方が上手いわけでもない。人柄が良いからである。

そんな理由で良い。

他の人より優れていない。知識がない。実績がない。

それでも自分の強みを生かし、そこに価値があると思えばお客様は集まる。


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