きくときく

認定補聴器技能者が日々、成長のためがんばってます。 補聴器とまったく関係ない私の頭の中も綴ります。

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【こんな人にお勧め】

毎日がつまらない人

成長したい人

いつまでも若々しくいたい人


アマゾンの紹介文

感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである――。

これは、相対性理論でお馴染みのアインシュタインの言葉である。

著者は少年時代からこの天才物理学者のようになりたいと夢を描いていた。

現在、もっとも注目されている脳科学者として活躍している著者だが、

本書のテーマは、ズバリ、感動と脳の関係である。

かつて脳といえば、記憶をしたり、思考をしたりするコンピュータのようなものというのが

一般的な理解であった。しかし、感動という感情そのものも脳と深くかかわっており、

感動が脳を刺激し、脳の働きを向上させる、というのが最新脳科学の研究でわかってきた

というのだ。まさに、アインシュタインが遺した言葉は正しかったのである。

では、ネガティヴな発想ばかりしていると、脳はどんな影響を受けるのか――。

ほかにも共感が脳に与える影響、意欲的な生き方が脳に与える影響など、

身近な例を引きながら最先端の脳科学を紹介してくれる。


どうして年を取ると意欲がなくなるのか?

子供の頃は何にでも好奇心があり意欲があり、チャレンジ精神がありました。

年を取ると多くの体験、経験をしたことで、今のままで良いと変化を恐れてしまいます。

子供の時の様に不確実な方が生きる意欲が湧いてくるのです。

今までの体験をもとになんでも決めつけず新しいことにチャレンジし続けるのです。


しかし、勇気が必要です
勇気を持つためには根拠なき自信を持つことが大事です。

引っ込み事案にならず自信を持ってやってみることが大事です。


意欲が湧く環境を作っておくことも大切です
落書きや割れた窓を直すと犯罪が減るのと同じで、自宅、職場などを整理整頓し清潔にする。
美しいものを見る、美しい文学に触れると意欲が湧いてきます。
自分はできるとイメージするだけで意欲が湧いてきます。


画像、動画で見るのでなく、本物に触れ感動した方が前頭葉の働きが活発になります。
どんどん外に出ていろいろなものを感じましょう。
創造性=体験×意欲

人生に正解はありません。誰かの言うとおりに行うのでなく、自分の人生は自分で決め行動に移しましょう。車を自分で運手している人は道を覚えるが、助手席の人は道を覚えません。

人生は自分で運転した方が良いです。失敗しても自分で意思決定をするそこに人生の喜び、成長があります。

脳細胞は年齢と共に減っていくがそれは微々たる数です。脳は何歳になっても変化成長していきます。今日が一番若い日です。これからも新しいことにチャレンジし続けましょう!

最後まで読んで頂いてありがとうございました。



【こんな人にお勧め】

目の見えない人は世界をどう見ているのか?と疑問を持っている人

目の見えない人とどのように接して良いかわからない人


【内容】(「BOOK」データベースより)

私たちは日々、五感―視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚―からたくさんの情報を得て生きている。なかでも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の八~九割は視覚に由来すると言われている。では、私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして世界の捉え方はどうなるのか―?美学と現代アートを専門とする著者が、視覚障害者の空間認識、感覚の使い方、体の使い方、コミュニケーションの仕方、生きるための戦略としてのユーモアなどを分析。目の見えない人の「見方」に迫りながら、「見る」ことそのものを問い直す。

 


真っ暗な光がない部屋にいる。そんな感じかな?

何も見えないのですごく不安な気持ちでいる。

そう想像していました。


この本を読んで目の見えない人の感覚は思っていたものとまったく違うと知ることができました。

足の裏の感覚が懐中電灯の役割をはたし、地面が平らなのか、坂なのか。

柔らかいのか、堅いのかを判断しながら歩く。

目が見えなくなり、転びにくくなった人もいるそうです。

 

サーフィンができる?

美術館で美術鑑賞?

目からウロコでした。

 

回転寿司にいって食べたいネタを注文するのでなく、あえてロシアン寿司を楽しむ。

ジュースの自動販売機は、大きなおみくじ箱と考え何が出るか運試しする。

目が見えないことをユーモアで笑い飛ばす。

 

配慮は必要だが、過剰の善意はいらない。

サポートする側、される側が逆になることもある。

目の見えない人と見える人がまったく同じになることは無理ですが、相手を知ることの大事さをあらためて感じました。


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