
補聴器フィッティングのケース記録 1ページ
注意点 審査のポイント
①
5年以内の事例。
②
新規で来店した装用希望者の症例
買い替えや複数保有についての症例を選択した場合、書類不備と判断されます。
③ 受診した医療機関名を必ず記入する。
④
禁忌8項目
禁忌 8 項目に該当していないか。該当している場合、顧客への対応方法が適切か。
⑤
個人情報保護
提出するフィッティングケース記録の個人情報が保護されているか。
個人が特定される名前などは記入しないこと。
認定補聴器技能者が日々、成長のためがんばってます。 補聴器とまったく関係ない私の頭の中も綴ります。
補聴器フィッティングのケース記録 1ページ
注意点 審査のポイント
①
5年以内の事例。
②
新規で来店した装用希望者の症例
買い替えや複数保有についての症例を選択した場合、書類不備と判断されます。
③ 受診した医療機関名を必ず記入する。
④
禁忌8項目
禁忌 8 項目に該当していないか。該当している場合、顧客への対応方法が適切か。
⑤
個人情報保護
提出するフィッティングケース記録の個人情報が保護されているか。
個人が特定される名前などは記入しないこと。
認定補聴器技能者の登録更新の流れ
認定補聴器技能者の登録更新を5年ごとに行なう必要があります。
集合講習
全課目受講 21,700円(税込)
5 年間の資格の有効期間内に、7 課目を受講する。
1年目から受講できますが、更新時の注意点も教えてくれるため早く受けると忘れてしまうため、私は資格取得後4年目の年に受講しました。
2日間にわたっての受講でした。
1日目
1限「10:30~12:00 法規」
2限「13:00~14:30 補聴器の機能・音響」
3限「14:45~16:15 補聴器装用に関連する臨床医学」
4限「16:30~18:00 フィッティング」
2日目
1限「10:30~12:00 装用希望者への対応(接遇)」
2限「13:00~14:30 障害者福祉・リハビリテーション」
3限「14:45~16:15 補聴器装用に関連する音声・言語」
テストなどはありませんでした。
登録更新の申請
資格更新審査料14,500円(税込)
技能者のマイページのお知らせに資格登録更新手続きのご案内が届きます。
取得後の5年目の9月に資格登録更新手続きのご案内が届きました。
10月31日(木)24時までに提出物をオンラインにて提出する。
郵送ではなくオンラインでの提出となります。
提出物
①
フィッティングケース記録 2つ
5年以内に新規で来店した装用希望者の症例を2つ選択し、提出する。
買い替えや複数保有についての症例を選択した場合、書類不備となります。
②
補聴器相談医の証明
補聴器相談医の署名をいただく必要があります。
補聴器相談医の名簿に掲載されていない耳鼻科医の場合は理由書の提出が必要です。
補聴器相談医に事前にご挨拶をしておきましょう。その後フィッティングケース記録作成し、フィッティングケース記録を含めた事前提出書類を持参し補聴器相談医の証明にご署名いただく
③
写真データ
オンラインでの提出のため写真データ
データ化に対応している証明写真機で、利用時に「データだけを受け取る」「データと証明写真のプリントをセットで受け取る」などを選択できるようになっています。QRコードを読みとりダウンロードできます。
補聴器の満足度
補聴器の全体的満足度は50%
補聴器の満足度は2018年(38%)より上昇している。
認定補聴器技能者が調整を行った補聴器の満足度は64%
ネット購入などの集音器、通販補聴器の満足度は26%
両耳装用の満足度54%
片耳装用の満足度45%
補聴器所有者の両耳装用率43% (2018 : 45%)
片耳だけ装用している人の29%は両耳に補聴器を装用しても効果は同じだと思っている
補聴器から得られる良い影響、安心・安全、生活の質(QOL)の向上
あなたの生活の質(QOL)の改善に補聴器はどの程度役に立っていますか?
結構役に立っている 53%
時々役に立つ 33%
(ほとんどの装用者が生活の質は向上しているが満足度は50%)
補聴器に対する期待は、補聴器の使用前、使用後ではいかがでしたか?
期待以上に良かった 15%
期待通りであった 52%
期待以下であった 34%
補聴器はさまざまな側面に対して大変良い影響を与えている。
補聴器装用をすることで疲労感が軽減できる
夕方になって疲れを感じますか?
補聴器装用者33%が感じる
非補聴器装用者57%が感じる
補聴器装用をすることで睡眠の質の向上が見込める
睡眠の質に満足していますか?
補聴器装用者64%が満足
非補聴器装用者40%が満足
あなたが補聴器を使い始めてから、補聴器のおかげで改善したと思う側面はどれですか?
安心感48%
会話のしやすさ 47%
自分自身の気持ち 44%
補聴器を使用してから街に出かけることに自信を持つようになりましたか?
はい 77%
補聴器をもっと早く使用すべきだったと思いますか?
はい 51%
その理由は、より快適な社会生活が送れたのではないかと思っている 85%
次により安定した精神状態ですごせた 40%
その他
現在所有している補聴器の平均所有年数は 3.8 年である。
補聴器を買い替えるまでの使用期間中央値は 4 年である 。
補聴器装用者の13%が補聴器のアプリを使用しており、76%が満足している。
補聴器が必要であると感じたのは、中央値72歳である
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
たとえ話を用いることによりよりわかりやすく伝える話法
類推話法例
補聴器を慣し方の伝え方
「大きな岩を押して転がすときを想像してください。はじめ、岩はなかなか動きません。
しかし、一度転がり出したらはじめほどの力を入れなくとも転がります。慣れも同じではじめの1,2週間、違和感が強くその後は岩が転がるようになれることが出来ます。はじめは心配かもしれませんが、安心ください。」
「カクテルパーティー効果をご存じですか?
騒がしいパーティー会場で友人に出会い、話しをはじめると今まで騒がしかった周囲の音が気にならなくなり、友人の話し声が良く聞こえます。
人間の脳は優秀で騒がしくても友人の話し声に集中すると周りの音が気にならなくなる機能があります。難聴の方はその能力が休んでおります。慣れてくるとその能力が働き出します。」
難聴を放置するリスクの伝え方
「耳も脚と同じです。
歩かないと筋力がどんどん落ちていき歩けなくなってしまいます。そのために皆様、ウォーキングなど運動し衰えないようにしてます。
歩けなくなってから、ウォーキングしようとしても遅いです。
耳も悪くなってからでは遅いです。悪くならないように補聴器を着けるのです。」
最後まで読んで頂いてありがとうございました。